[2023年][DIPS2.0]農業ドローン飛行申請をどこよりも詳しく解説(飛助DX,MG1,T10,T20)

この記事では、新しいDIPS2.0で飛行申請を出す方法を、実例に沿って詳しく紹介します。

ドローンが農業分野にも普及した昨今。ライセンス制度や機体登録制度、旧DIPSとFISSの廃止、そしてDIPS2.0への統合など、ここ数年で農業ドローンを取り巻く環境は激変しました。

農業ドローンの飛行申請は複雑な記述も多く、初めて自分で申請を行うには戸惑います。何度も修正をしなければならず相当な手間と時間が掛かります。そこで今回は国産ドローンの人気機種マゼックスの飛助DXを例に飛行申請の手順を詳しく見ていきます。DJIのMG1、T10、T20等でも基本的な流れは似ていますので参考になるかと思います。

この記事は2023年1月時点のDIPS2.0マニュアルに沿って、記事執筆者が自身の所有する農業ドローンで申請した際の手順を共有するものであり、閲覧者様各々の飛行申請を保証するものではございません。
当サイトでは申請の代行等はできかねますので、詳細なサポートが必要な方はお近くのドローン飛行申請に対応した行政書士様にご依頼ください。

申請準備はお早めに!
申請から承認までには最低2週間、農業ドローンの場合は散布シーズン前になると1か月くらい待つこともありますので、早めに準備しておくことをオススメします。

目次

飛行申請する「前」に済ませておく手続き

飛行申請を始める前に、以下の準備が完了していることを確認しましょう。
特に「4.機体登録」「5.ドローン保険の加入」を済ませておく必要があります。

  1. 機体の購入
    • 今回はマゼックスの飛助DXを例に申請手順を記載していきます。
  2. 未経験者は農業ドローンスクールでの【物件投下】の飛行訓練
    • 飛助DXシリーズは免許不要で申請できますが【物件投下】の訓練は必要です。
  3. DIPS2.0へのログインID取得
  4. 機体登録(登録記号の取得)
    • 登録後に発行される登録記号(JU0012345678等の記号)をドローンに張付け
    • 2022年6月19日以降に登録したものは、リモートIDへ登録記号を書き込み
    • まだの方はこちらの記事をどうぞ
  5. ドローン保険の加入

飛行申請に必要な「資料」の準備

飛行申請を出す際に必要となる資料を準備しておきましょう。

  1. 取扱説明書のスキャン
    • 機体の諸元(重量や積載量などのスペック)を転記する必要があります。
    • スキャンした取説を申請時にアップロードする必要があります。
  2. ドローン本体の写真
    • 前面
    • 側面
    • 上面
  3. 送信機(プロポ)の写真

DIPS2.0 Webサイトにログインする

まずは新しくなったDIPS2.0 へログインします。
https://www.ossportal.dips.mlit.go.jp/portal/top/

画面のトップバナー部に表示されている「ログイン・アカウント作成」ボタンをクリックします。

DIPS2.0用に作成した、ログインIDとパスワードを入力してログインします。
2022年に【ドローンの機体登録】を行った方は、その時に作ったID・パスワードになります。

旧DIPSと、DIPS2.0では、ログイン情報が異なることに注意してください。

・旧DIPSのログインID・・・数字8桁(例:10023456など)
・DIPS2.0のログインID・・・英語3文字+数字6桁 (例:XUS102315など)
※2022年に機体登録の事前受付を行っていれば、その時作成したIDになります。

飛行許可・承認申請メニューを開く

ログインしたら、右上のメニューを開き、「飛行許可・承認申請」ボタンをクリックします。

すると、画面が下方向にずるずるーっとスクロールして「飛行の許可・承認」の段落が表示されますので、さらに下方向にスクロールしていくと、黄色い「飛行許可・承認申請へ」のボタンが出てきますので、クリックします。

すると飛行許可・承認申請メニュー画面が表示されます

農業ドローンが登録済みであることを確認

2022年に100g以上のドローン(ラジヘリやラジコン飛行機を含む無人航空機)は機体登録が義務付けられました。

農業ドローンを持っている農業者の皆様は対応済みかと思いますので、確認しておきます。
飛行許可・承認メインメニュー の上部にある【無人航空機情報の登録・変更】をクリックします。

これまでに登録したドローンが一覧で表示されていると思います。
今回はマゼックスの農業ドローン飛助DXで飛行申請するので、該当機体が登録済みである事を確認します。


また、ドローン本体に登録記号を示すシールが貼ってあること、2022年6月19日以降に登録したドローンについては、登録記号がリモートIDへ書き込みされていることを確認します。

【注意】
現在進めている「無人航空機情報の登録・変更」の画面に、農業ドローンが1行も表示されていない方は、先に「無人航空機の登録申請」を済ませておく必要があります。(下図参照)

とても紛らわしいのですが、「機体の登録申請」先に済ませてから、「機体情報の登録」を行い、この後の飛行申請を進める流れです。機体の登録がお済でない方は、申請の前に機体登録を行いドローンの登録記号を取得しておきます。

登録記号とはドローンにつけるナンバープレートのようなもので、「JU」から始まる12桁の英数字です。

ドローンの機体情報を記入

機体の登録申請を済ませた直後の状態では、詳細な機体情報が登録されていません。ここでは登録申請済みドローンに対して、詳しい機体情報を入力していきます。機種によっては入力不要のものや一部入力済みになっている場合があります。ここではマゼックス「飛助DX 20年 KHモデル」を例に機体情報を記入してみます。

下のキャプチャは、「飛助DX2020KHモデル」で機体登録が済んでおり登録記号が発行された状態です。
ここから機体情報の記入を進めていきます。

機体重量や最高速度を記載したり、機体写真をアップロードする必要があります。
下記をあらかじめ用意しておきましょう。
・取扱説明書(スペック、諸元ページ)
・ドローン本体の写真(前方、横側面、上面)
・送信機の写真

機体情報の登録は「編集」ボタンを押して始めます。


まずは基本情報を入力します。取扱説明書のスペック一覧や主要諸元が記載されたページがあると思いますので、該当箇所を順に転記していきます。

このあたりは自動入力されていると思います。入力されていなければ自分で記入しましょう。


Ⅱ.自作機に関する情報
Ⅲ.ホームページ掲載無人航空機の改造に関する情報
Ⅳ.型式認証無人航空機又は個別の機体認証無人航空機に関する情報

どんどん進めていきます

この先はキャプチャだと見にくいので文字で記載します。

Ⅴ.基準適合性に関する情報(一般)
1.鋭利な突起物のない構造であること(構造上、必要なものを除く)。
【適】

2.無人航空機の位置及び向きが正確に認識できる灯火又は表示等を有していること。
【適】

3.無人航空機を飛行させる者が燃料又はバッテリーの状態を確認できること。
【適】

Ⅵ.基準適合性に関する情報(遠隔操作関係)
1.特別な操縦技術又は過度な注意力を要することなく、安定した離陸及び着陸ができること。
【適】

2.特別な操縦技術又は過度の注意力を要することなく、安定した飛行(上昇、前後移動、水平方向の飛行、ホバリング(回転翼機)、下降等)ができること。
【適】

3.緊急時に機体が暴走しないよう、操縦装置の主電源の切断又は同等な手段により、モーター又は発動機を停止できること。
【適】

4.操縦装置は、操作の誤りのおそれができる限り少ないようにしたものであること。
【適】

5.操縦装置により適切に無人航空機を制御できること。
適 否 該当せず
【適】

Ⅶ.基準適合性に関する情報(自動操縦関係)
1.自動操縦システムにより、安定した離陸及び着陸ができること。
【該当せず】

2.自動操縦システムにより、安定した飛行(上昇、前後移動、水平方向の飛行、ホバリング(回転翼機)、下降等)ができること。
【該当せず】

3.あらかじめ設定された飛行プログラムにかかわらず、常時、不具合発生時等において、無人航空機を飛行させる者が機体を安全に着陸させられるよう、強制的に操作介入ができる設計であること。
【該当せず】

飛助DXは、タブレット等を用いた完全自動操縦による散布は行いませんので自動操縦関係については【該当せず】になります。

次に進みましょう。

Ⅸ.機体仕様に関する資料提出
ここでは、あらかじめ撮影しておいた写真が必要になります。

Ⅹ.操縦装置に関する情報
ここでも写真が必要になりますので、あらかじめ撮影しておきましょう。

続いて、機体のスペックを入力する項目です。取扱説明書やカタログに必ずスペックが記載されているので、よく見て転記していきます。ちなみに飛助DXシリーズの場合は取説末尾の方に【主要諸元】というページがあります。
(下記は飛助DX2020KHモデルの場合の例です)

Ⅺ.機体の運用限界に関する情報
1.最高速度(km/h)
15km/h

2.最高到達高度(m)
50m

3.電波到達距離(m)
1,000m

4.飛行可能風速(m/s以下)
8m/s以下

5.最大搭載可能重量(kg)
10kg

6.最大使用可能時間(分)
25分

7.上記以外の項目がある場合に記入

8.取扱説明書
→手元の取説で運用限界が記載されているページをスキャンしてPDF化しアップロード

※上記は飛助DX2020KHモデルの例になります。同シリーズのドローンでも、型式や年式によってこれらは異なる場合があるので、必ずお手持ちの取説やカタログを確認してから転記してください。

最後に飛行モードを選択して登録します。

Ⅻ.飛行させる方法に関する情報
1.飛行させる方法
 

一般的に農業用ドローンはモード1です。もし、モード2仕様で購入された方は注意してください。
ちなみにモード1はスロットル操作(上昇・下降)が右スティック、モード2なら左スティックとなります。

登録が完了すると、下記のようが画面が表示されますので、OKをクリックします。

OKを押すと一覧画面に戻ります。

操縦者の登録

旧DIPSから移行して、初めて飛行申請する場合は操縦者の登録が必要です。残念ながら、旧DIPSから操縦者の情報は引継ぎされていませんので、新たに記入していく必要があります。

飛行許可・承認メインメニュー上段の、【操縦者情報の登録・変更】をクリックします。

操縦者の一覧画面が表示されるので、新規作成(技能証明なし)をクリックします

まずは氏名・住所・電話番号などを記入します。

つづいて、DPA、JUIDA、農林水産航空協会、DJICAMP、ドローン検定協会など、ドローン講座を受講した方は、発行団体コードと、講習団体コードを入力します。
※一般的な農薬散布ドローン(タブレット自動航行しない機種)の場合は、これらの団体の講習でなくとも【10時間以上の飛行実績】と【5回以上の物件投下】の訓練を受けた経験があり、ドローンを適切に管理運用できれば申請可能です。

ラジヘリ散布時代に実施されていたヘリメーカーの講習やドローン販売店による運転指導、または日本産業ドローン技能士会、ドローンコミュニティ北陸、信越ドローン空散事業者協会など、DIPSにHP掲載しない方針の民間団体(年会費や技能認定の更新料を徴収しない団体)で飛行・物件投下の訓練を受講された方は、上記の入力は不要です。

つづいて、操縦者の適正について入力していきます。
一般的な農業ドローンの講習受講した場合は、以下のような入力になるかと思います。

5.安全に自動操縦するために必要な一般技量を有していますか? について

マゼックスの飛助DXシリーズは、あらかじめタブレットなどで飛行経路などを入力して完全自動航行させる使い方はせず、操縦者が常に送信機を持ち、目視範囲内で作業を行います。
よって【自動飛行は行わない】にチェックを入れます。

最後にこれまでの飛行の実績を入力します。
農薬散布は、空中から物を落とすので【物件投下】の扱いとなります。農薬散布をされている方はすでに何度も実践されているかと思います。ちなみにDIPS事務局に物件投下回数のカウント方法について確認したところ、
1フライトでの散布や投下=物件投下1回 としてカウントして下さい」とのことでした。

なお、農業ドローンの飛行申請が承認されるためには下記実績が必要といわれています。

農薬散布ドローンの飛行申請が承認されるために必要な実績
・飛行時間・・・10時間以上(講習・訓練含む)
・物件投下・・・5回

条件に満たない方は、お近くのドローン講習所などで講習を受講しましょう。

物件投下の練習(水の散布も含む)は、購入した農業ドローンで勝手に屋外練習すると航空法違反(罰則あり)となりますので注意が必要です。
農業ドローン用の講座を受講して下さい。講習所を探す際は農業ドローン用に物件投下の訓練を含んでいるかどうかを基準に探すとよいです。空撮向けのドローン講習では物件投下を含まないケースが多いので注意しましょう。

入力が終わり【登録】ボタンを押すと完了画面が表示されますので、【OK】ボタンを押します。

操縦者の機体選択

操縦者登録が完了すると「操縦者情報一覧」に行追加されます。
ここからは、登録した操縦者がどのドローンを操縦するのかを設定していきます。

【機体選択】ボタンをクリックします。
飛行可能機体一覧がリスト表示されるので、該当のドローンを選択して【機体追加】ボタンを押します。

ここで、登録エラーが出た場合は、機体の基本情報(機体重量や最高速度など)の追加入力が必要です。ドローン購入後に機体登録しただけでは、機体の基本情報が登録されておらずエラーになります。この記事の上部にある【ドローンの機体情報を記入】のセクションを再度読んで入力してください。

問題なく登録されると「飛行可能機体一覧」に選択したドローンが追加されます。

使用するドローンが複数台ある場合は全て追加します。もし3台のドローンを飛行させる場合は、3台とも機体追加して、下記のリストに3行表示された状態にしておく必要があります。

操縦者への機体選択が終わったら、一覧画面の戻るを押して、「飛行許可・承認メインメニュー」画面に戻ります。

お疲れ様でした。ここまでで下準備が完了です。この後いよいよ新規申請へ進みます。

新規申請

申請カテゴリの設定

それでは飛行申請を始めます。【飛行許可・承認メインメニュー】画面の中段に「飛行許可・承認の申請書を作成する」カテゴリがありますので、そのなかで【新規作成】をクリックします。

カテゴリ判定画面が出てきますので、順に進めていきます。最初の画面は【次へ】ボタンをクリックでOKです。

質問1ページ目
農業ドローンの場合、一般的には下記3項目にチェックします。

飛行の方法の確認(航空法第132条の86第2項関係)
人・家屋等から30m未満(散布する田んぼの近くに人や軽トラなどがある)
物件投下(水や農薬を空から散布する)
危険物輸送(農薬を積んで飛ぶ)

次へをクリックすると、質問項目が追加表示されます。

農薬散布の場合、一般的には操縦者と補助者の2人1組で行いますので、散布飛行中の飛行区域への立入管理も補助者が行います。

飛行リスクの緩和措置の確認
【はい】を選択し、「補助者を配置する」にチェックを付ける。

次へを押して更に質問を追加表示させます。

後から変更もできるので、【次へ】ボタンで質問を追加表示していきます。
機体の最大離陸重量については飛助DXの場合は24.9kgなので、25kg未満を選択します。

カテゴリ判定結果が表示されます。一般的な農薬散布では「カテゴリーⅡA」になると思います。

なお、カテゴリーについての詳しい説明は、国土交通省のWEBサイトを確認しましょう
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html#anc01

飛行概要の入力

続いて飛行概要の入力です。農業ドローンで一般的な入力を紹介しています。ただしタブレット等であらかじめ経路などを地図指定して完全自動航行するような散布では下記の入力とは異なりますので注意して下さい。

Ⅰ.飛行の目的はなんですか?
 1.業務
  農林水産業

Ⅱ.立入管理措置はどのように行いますか?
  補助者の配置
  立入管理区画の設定
   →必要に応じてチェック、カラーコーン等で管理区画などを設定する場合など

Ⅲ.飛行許可が必要な理由
  1.禁止されている次の空域を飛行するため
  ※基本的にはチェックなしです。
  ※ただし人口密集地域に圃場がある場合は下記をチェックします。
  ③人・家屋の密集地域
   →飛行理由:飛行の目的と同じ

  2.1で①または②を選択している、若しくは4で④を選択している場合は、
  飛行する最大高度を入力してください。
  ※チェックなし

  3.1で①または②を選択している場合は、関係機関との調整結果を入力してください。
  ※チェックなし

  4.禁止されている次の方法で飛行するため
  ③人・家屋から30m未満
   →飛行理由:飛行の目的と同じ
  ⑤危険物の輸送
   →飛行理由:農薬散布のため
  ⑥物件投下
   →飛行理由:農薬散布のため

Ⅳ.年間を通じて飛行しますか?
 1.年間を通じての飛行
  はい :(開始日・終了日を入力)
  ※開始日は2週間以上あけないと審査期間不足でNGになります。
  ※終了日は最長で1年間まで設定できます。

V.飛行する場所はどこですか?
 1.飛行する場所はどこですか?
  特定の場所・経路で飛行しない
  ※農薬散布の場合、受託で様々な圃場を散布する可能性が高いです。

入力が終わったら、【次へ】をクリックしましょう。

もし、入力結果を一時保存して後から再開したい場合は【中断】ボタンを押します。ここまでの入力が保存され、「申請書情報管理/申請書一覧」画面のリストに追加されます。
 
後から記入を再開するときは「飛行許可・申請メインメニュー」の【申請書一覧】ボタンをクリックし、作成途中の申請書で、右側にスライドしたところある「紹介編集」ボタンを押すと再開できます。
 
ただし申請書の最初のページから表示されるので、記入途中のページまでは「次へ」ボタンで進んでいく必要があります。

申請書の詳細画面が表示されるので、申請書編集ボタンをクリックします。

これで記入を再開できます。

飛行詳細の入力

つづいて、飛行詳細の入力に進みます

Ⅰ.飛行が想定される範囲はどこですか?
1.飛行範囲

都道府県名
 →散布する圃場がある都道府県にチェック
特定の場所や条件でのみ飛行させる場合で、特に審査者へ伝える必要がある場合に限り、チェックボックスにチェックを入れ、その場所や条件を記載して下さい。
 →【田圃上空のみの飛行】と記入

Ⅱ.申請先はどこですか?
1.申請先
選択した都道府県を管轄する省庁にチェックを入れます。今回の例では東京航空局になります。

入力が済んだら次に進みましょう。

機体・操縦者の選択

ここが農業ドローンの申請で一番手間がかかる項目です。順に入力していきましょう。
まずは【機体選択】画面を表示させて登録済みドローン一覧から今回申請する農業ドローンを選択して【機体追加】ボタンを押します。

Ⅰ.機体情報一覧・選択


すると、機体情報を記載した行が追加されます。この行の右側にある【追加基準】ボタンを押します。

ここから、農業ドローン特有の追加基準の記入となります。
今回は飛助DXの機体形状に沿っていますが、機種や型式が異なれば当然これらも変わるので、ご自身のお手持ちの機体に合わせて作成します。

まずはプロペラガード関連の項目

続いて危険物輸送に適した装備について

パターン1
「メーカーの指定するものを輸送する」が選択できる場合はこちら

パターン2
「メーカーの指定するものを輸送する」が選択できない場合はこちら
※写真の添付が必要になります。


最後に不用意に物件投下しない機構について

パターン1
「メーカーの指定するものを投下する」が選択できる場合はこちら


パターン2
「メーカーの指定するものを投下する」が選択できない場合はこちら
※写真の添付が必要になります。

ここまで済んだら【登録する】ボタンを押して機体情報画面に戻り
【登録】を押して農業ドローンの登録を済ませます。

続いて操縦者の登録に進みます。

II. 操縦者情報一覧・選択

操縦者も機体と同様に一覧から選択して【操縦者追加】ボタンを押して一覧に追加します。その後、登録ボタンを押して登録を済ませます。

Ⅲ.飛行マニュアルの選択

続いて、飛行マニュアルを選択します。ここは空中散布用の標準マニュアルで良いと思います。

航空局標準マニュアル(空中散布)
 航空局標準マニュアルを使用する

お疲れ様でした。やま場を乗り越えました。ここまでくればあとはサクサクです。

その他詳細の入力

入力する項目は加入しているドローンの保険(対人、対物)や緊急連絡先になります。

ドローン保険は加入必須なの?
→対人・対物保険が【加入必須】です。

ドローンの保険には大きく2種類ありあます。
1、対人対物(賠償責任):他人様に迷惑をかけてしまった場合の補償
2、機体修理(動産保険):自分の機体を修理するための補償

自動車保険の自賠責と任意保険みたいですね。
上記のうち【1、対人対物】保険は必ず加入する必要があります。

緊急連絡先は、日中つながりやすい電話がおすすめです。

受け取る許可証の形式は電子許可書なら無料で発行でき、ダウンロード印刷できます。

この後の特記事項は新規の飛行申請の場合、記入の必要はないです。

次へボタンで最終画面に進みます。

申請内容の確認(最終確認画面)

長い長い記入でしたね。ここではこれまで入力してきた申請書の内容が閲覧確認できます。
確認用のチェックボックスにチェックして【申請する】ボタンを押します。
申請書の内容は間違いありませんか?

申請結果と手続き状況の確認

メニュー画面の申請書一覧をクリックすると、さきほど申請した申請書が一覧に追加されていると思います。

一覧表を右側にスライドして、「手続き状況」の列を確認しましょう。【審査待ち】と表示されていると思います。これで飛行申請は終了です。お疲れ様でした。

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